ドライクリーニングとは、水ではなく石油系の有機溶剤を使い洗う事をいいます。
当店のドライクリーニングは、洗浄力・風合いのよさ・手触り感が良くなるように、匂いの少ない有機溶剤(ドライ溶剤)を使用し洗剤となるドライソープは、分子構造が長い天然のアルカノールアミド系を使っています。
さらにドライクリーニング溶剤の中に防虫加工液を入れていますので、衣類に防虫加工が施されるようになります。
防虫加工の必要性
大切な洋服が虫食いの経験ありませんか?これは意外に多いケースで、お客様の衣類をお預かりして検品の時に冬物だけではなく、夏物も虫食いがあったりします。
害虫は特に繊維が細くて柔らかいアンゴラやカシミア高級素材が大好物。暖かくなる4月から害虫の動きが活発になります。
シミや汚れがある箇所を害虫は食べにきますから、クリーニングやシミ抜きで綺麗して保管する事をおすすめします。
一般的なクリーニング店では、有料のサービスです。洋服を気持ち良く着て頂き、少しでも安心してもらえればと思い始めた当店の標準のサービスです。
ドライクリーニングすれば言わなくても防虫加工になっていますので、虫食いの被害が少くなったと、たくさんのお客様に喜ばれております。
防虫加工の特徴
・市販の防虫剤は、ガスで虫をよせつけませんがタンス等を開放するとガスが逃げて効果が薄れます。当店の防虫効果は、ガス化せずに洋服に直接ガードして効果を持続します。(一般の防虫剤との併用でさらに効果的!)
・臭いもなく、人体にも安全で防虫効果も強力です。
(害虫の喫食阻害率90%というテスト結果です。)
・次のクリーニングまで効果は持続します。
通常のクリーニングは、一般的な汚れ(皮脂・汗)を洗剤や水・ドライクリーニング溶剤で綺麗にします。
しかし、丸洗いだけでは落ちない汚れがシミとなるわけですが、シミの構造は油性・タンパク・色素・不溶性カーボンから成り立っており、シミが古くなると酸化して変色や退色していくわけです。
通常は、生地を傷めるというリスクがあるので簡単なシミ抜きだけしかしませんが、当店ではリスクありますが慎重に作業をし染色補正までする染み抜きを致します。
(生地の痛みが酷い場合は、染み抜きが出来ない場合がございます。)
復元加工
様々な薬剤や染料等を使い、シミ抜きや染色補正を使い復元していきます。
京技術修染会 認定の修復師がいるお店です。